パーゴラの使い方

パーゴラの使い方

パーゴラは緑陰を楽しむために設けるものです。本来花を観賞するより日除け的な性質の強い構造をしています。長く繋げれば緑廊となります。つるバラを効果的に用いるには緑陰と開花を両立させなければなりません。

 

パーゴラにつるバラを咲かせる場合、その構造上視点より上に水平な広い面が存在することを前提として品種選びを行います。構造物に密着させた誘引を行えば当然花の咲く姿を窺い知る事は出来ません。多くの場合花は上向きに咲くからです。

 

視点より上にある枝の花を効果的に鑑賞する方法は、誘引する枝と枝の間隔を広く取り下から眺められる様にする。あるいはドロシー パーキンスの様な下向きに咲く品種を使うことが考えられます。しかし皆様の思い描く風景にこの品種で満足出来るとは思いません。

トレジャー トローブ

実は今一つ方法があります。カタログ表紙写真を見て不思議に思われませんかぁ。トレジャー トローブの花が下向きに咲いています。実はだまし討ちの様な事をしています。これ得意なんです。

 

冬の剪定誘引時に大まかな誘引はします。しかし半分くらいの枝は誘引せず自然に近い姿で湾曲させておきます。こうする事でその枝には蕾が付きます。そう待ち伏せです。蕾が少し大きくなってから枝を組み替えひっくり返して蕾を下へ振り向かせるように誘引しているのです。えっ !  これって NG ?

 

葉と蕾は一週間から 10 日で元の上向きに戻ります。順調に行けば下向きに開花が起きてきます。効果抜群の手法で訪れたほとんどの方が説明するまで分からず感嘆しています。それほど違和感無く風景になってしまいます。パーゴラやドーム風ガゼボなどにバッチリ決まる手法です。

 

正統派としての手法です。パーゴラの見所は柱と外側に位置する水平な部材の部分です。パーゴラの真ん中部分は薄く外側4面の部分に枝を多く集めやや盛り上げるように枝を誘引します。盛り上がり部分から柱へ枝先が零れ落ちる様に誘引、演出を施す手法です。品種により枝先を下垂できないつるバラもあります。その場合は中央部分を盛り上げます。

 

ドーム仕立ては中心部を高くすることで開花した花が全周囲から鑑賞できるような配慮がなされております。パーゴラは本来この様な事を想定した構造では有りません。しかしどうにもこうにも結果が得られない場合は中央部を盛り上げる誘引方法を採ります。小さなパーゴラでしたらつるバラに包み込まれるような効果を得られ、また緑陰も得られてとその効果は高いと思われます。


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